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2017.11.12
子の監護を法社会学からみること
子の監護評価が並外れて難しいことを理解されること子の監護評価は、司法における質的・量的価値において、その評価が並外れて難しいものである。そのため、様々な価値の衝突を生んできた。実際、そうであるかは、さておかなければならないが、それぞれの家庭生活に固有の問題を調査することも十分に困難であ…続きを読む
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2017.11.05
認知の無効を主張することはできますか?
認知の無効を主張することはできますか?私の夫は、私と結婚する際に、息子が自分の子ではないことを知りながら、自分の子として認知をしてくれました。この度、夫とは離婚することになりましたが、夫は、息子の悠聖が自分の子ではないとして「認知は取り消す」といっています。夫の主張は認められますか。離…続きを読む
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2017.10.15
子の福祉・子の最善の利益って何?-名古屋の離婚弁護士と考える。
子の福祉・子の最善の利益って何?-名古屋の離婚弁護士と考える。弁護士と伊串法科大学院生とのパースペクティブ法院生:「子の福祉に慎重に配慮して」というのは調停条項などにもよく入っている言葉ですよね。どういう意味なのか、詰めて考えてみるとどうなのでしょうか。弁護士:子の福祉ないし子の最善の…続きを読む
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2017.10.10
母親の監護に問題があったかどうか,母親の監護態勢と父親による現状の監護態勢のいずれが未成年者らの福祉に資するか審理を尽くすべきであり差し戻した事例
別居前の主たる監護者である母親の監護に問題があったかどうか,母親が監護者と定められた場合に予定している監護態勢と父親による現状の監護態勢のいずれが未成年者らの福祉に資するかについて更に審理を尽くすべきであるなどとして,差し戻した事例大阪高裁平成28年8月31日は、母親が父親に対して、父…続きを読む
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2017.09.23
父親の監護権指定が認められたケースからどのような場合父親に親権監護権が認められるのか
父親の監護権指定が認められたケースからどのような場合父親に親権監護権が認められるか考えるポイント①父親が同居中にどの程度監護に関わっていたのか②子の監護状況について詳細な主張・立証ができるか③子の監護を開始した際の具体的状況はどうか游さん(仮名)は、大学時代に知り合った妻と交際を始め、…続きを読む
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2017.09.19
単独親権者が死亡した場合どうなりますか。
単独親権者が死亡した場合については、原則として未成年後見が開始することになりますが、潜在的な親権が顕在化するので、多くは、非監護親の父親の親権が理論的に復活しえることになります。この場合、手続きは親権者変更の手続きをすることになります。そのうえで、そうしたことが無理であれば未成年後見人…続きを読む
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2017.09.17
離婚の際に子供の親権監護権取得の経験豊富な弁護士にお任せ!
名古屋市の親権・監護権・引渡しに強い離婚弁護士ならヒラソル離婚をする際、親権を決めないと離婚できません。「親権」というと「権利」というイメージが強いですが、子育てについての責任と義務をいうという側面の方が強いことを意識する必要があるようです。最近、東京では、子育てに関与する男性「育メン…続きを読む
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2017.08.28
離婚の単独親権と面会交流権を充実に獲得する方法
1親権と面会交流について〇日本では離婚後は単独親権者時代。少子化時代では、こどもが少なく、また、祖父母などの監護補助者も当事者として参加してくる傾向。面会交流については、親権者ではない方は会うことを認める必要性があるが、面会交流の可否、条件の2点が主に論題として問題となり得る。名古屋市…続きを読む
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2017.08.26
親権者の指定の裁判
親権者の指定の裁判未成年の子は父母の親権に服する。養子は養親の親権に服するが、夫婦が未成年者を養子とする縁組をするには原則とするが、夫婦が未成年者を養子とする縁組をするには原則として夫婦が共同でしなければならないから、未成年者が養子のときは養親夫婦の親権に服することになる。親権者は、子…続きを読む
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2017.03.15
難しい離婚のこどもの親権の意見書
最近、経験した事案で、頭脳明晰なこどもと面談したと相手方弁護士がいっており、特段面談を拒む意向はなかったという意思が伝えられました。それはそれで良かったのですが、当代理人で、調査した結果、なかなかひとりの親に厳しい意見を持っている意見がありました。上級審的立場で争う代理人に選任されたの…続きを読む
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2017.02.24
共同監護状態に対する否定的な名古屋高裁の判断
共同監護状態であることから、監護者を定める必要はない、として却下する例は散見されていました。ところが、その必要性がないことがあることは認めながらも、差し戻した裁判例が出されました。しかし,寝起きする方が監護者になる程度で、量的、質的に有意な差がみられない場合に、あえて親権紛争の前哨性を…続きを読む
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2017.01.26
松戸100日面会交流判決の再評価と監護分掌・共同養育計画
いわゆる年に100日の面会交流の計画を提案した非監護親を未成年者の親権者と定めた事例現在、「監護の分掌」ないし「共同養育」という議論が国会で行われているとのことです(2024年5月13日時点、共同親権に関する民法改正案は衆院で可決され参院に送られていますが、法律案は広く公開されていると…続きを読む
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2016.11.07
嫡出否認の訴えやいわゆる300日問題を解決する方法
最近、嫡出否認の訴えを提起した。嫡出否認の訴えの訴訟物は否認権である原告適格があるのは音のみである。そして出訴期間はわずかに1年間である。まるで行政法の公定力が働くようだが、出訴期間が過ぎてしまうと、「本当にオレの子?」と疑問をもってDNA鑑定をしても嫡出否認の訴えを提起することはでき…続きを読む
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2016.07.15
親権者変更の審判の動向に変化はあるか
名古屋の弁護士のコラムです。これまで、親権者変更については,かなり制限的に解釈されてきたように思います。実質的に親権者の喪失請求と効果が変わらないからではないか、など諸説があるところです。このため、例えば、「親権者の変更をなすには、子の利益のために必要があることを要するところ(民法81…続きを読む
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2016.05.25
手続行為能力はいつから認められるのか。子どもの手続代理人
家事調停では、こどもの手続代理人を選任できるのは何歳からなのか。僕は私選で、6歳のこどもに選任請求をしましたが却下されましたが、10歳の子は選任請求が認められています。これを難しいというか、法律用語で手続行為能力といいます。ある裁判官によれば、「小学校高学年はもちろん、中学生であっても…続きを読む
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2016.04.22
跡取りと親権者
跡取りが必要であるので、親権が欲しいという主張が通るかというと通りません。このため、跡取りが必要な場合は、綿密に弁護士と協議のうえ、こどもの親権を得る努力をしているケースが多いように思います。結局、子連れ別居されてしまえば、親権を取り戻すのは、一部の例外を除いては難しいでしょう。もっと…続きを読む
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2016.04.03
千葉家裁平成28年3月29日判決でフレンドリーペアレントルールが重視される
フレンドリーペアレントルールが重視される珍しい判決が,松戸の裁判所で判決として出されました。千葉日報は,次のように伝えています。「5年以上別居状態の夫婦が長女(8)の親権を争った訴訟の判決で、千葉家裁松戸支部(庄司芳男裁判官)は30日までに、自分が親権を持った場合、離婚後も相手に認める…続きを読む
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2016.03.22
子の監護者の指定・引渡しについてのこどもの自主的行動例
子の監護者指定・引渡し事件について、非監護親が不利な場合でも、こどもの自主的行動があった例を紹介します。・大阪高裁平成20年11月15日は、母親が9歳の長女と7歳の長男について、監護者指定及び引渡しを求めた事例であるところ、母親は、長女、長男及び末子を連れて別居したが、長女は別居後馴染…続きを読む
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