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2023.03.03
親権の意義と親権者の決定基準について
親権の意義と親権者の決定基準について 離婚するとき、夫婦の間に未成年の子どもがいたら、親権者を決定しなければなりません。親権者とはどういった権限を持つ人なのか、また親権者をどのようにして決定するのか、決定基準を把握しておきましょう。 この記事では親権の意…続きを読む
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2022.09.15
国際的な子どもの連れ去りが起こった場合のハーグ条約について
国際的な子どもの連れ去りが起こった場合のハーグ条約について 国際結婚をしていた場合、離婚後に子どもを海外へ連れ去られてしまう可能性があります。反対に国際離婚ご相談に日本で子どもを育てていると、別れた相手からハーグ条約にもとづいて返還請求されるケースもみられるように…続きを読む
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2022.09.09
子どもを引き渡してもらえない場合の強制執行について
子どもを引き渡してもらえない場合の強制執行について 「子の引き渡し請求」をして裁判所で引渡命令が出ているにもかかわらず、子どもを引き渡さもらえないケースが少なくありません。 そのようなときには「強制執行」や「人身保護請求」によって子どもを取り戻せる可能性…続きを読む
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2022.04.07
配偶者が子どもを連れて家を出たときに取り戻す方法
配偶者が子どもを連れて家を出たときに取り戻す方法離婚時に親権者争いが生じると、相手が勝手に子どもを連れて家出してしまうケースが多々あります。そんなとき,こどもを連れ戻しても良いのでしょうか?そんなとき「子の引き渡し請求」や「監護者指定審判」などの法的手続きをとれば、子どもを取り戻せる可…続きを読む
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2021.11.15
子の監護者指定・引渡しの審判の「流れ」はどうなっているの?
子の監護者指定・引渡しの審判の「流れ」はどうなっているの? 婚姻中の夫婦の中で,主に母親がこどもを連れて、他方の親と別居した場合、非監護親が取るべき法的手段としては、1)子の監護者指定、2)子の引渡しの手続き―が考えられます。例えば自力で取り戻すなどすると、問題が…続きを読む
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2019.05.14
先に解説した平成31年4月26日が公表されました。
1本件は,相手方が,その夫である抗告人に対し,両名の長男の引渡しを命ずる審判を債務名義として,間接強制の申立てをした事案である。2記録によれば,本件の経緯は次のとおりである。(1)抗告人と相手方は,平成19年6月に婚姻し,平成20年4月に長男を,平成22年10月に二男を,平成25年4月…続きを読む
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2019.05.08
子の引渡しー最高裁、人身請求棄却後の間接強制を否定
最高裁平成(2019年)31年4月26日は、家事審判で子の監護者指定引渡しの確定決定に基づいて、子の引渡しが執行不能となりその後人身保護請求も棄却された後、家事審判に基づく間接強制決定を認容した奈良家裁、大阪高裁の各決定を取消し、申立てを却下する決定をした。長男は9歳であるところ、最高…続きを読む
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2018.08.17
個人保護命令に反する行動はとっていないなどハーグ条約施行法28条1項4号の返還拒否事由が認められないとして返還を認めた事案
ハーグ条約に基づき父である相手方が、母である抗告人に、子を常居所地国であるシンガポール共和国に返還するよう求めた事案において、父親の母親に対する暴力について個人保護命令が発令されているが、その後は個人保護命令に反する行動はとっていないなどハーグ条約施行法28条1項4号の返還拒否事由が認…続きを読む
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2018.08.12
最決平成29年12月21日ハーグ条約返還決定が変更された事例
ハーグ条約実施法に基づき子の返還を命じた終局決定が、117条1項の規定により変更された事例事案の概要本件は、ハーグ条約に基づく父の申立てにより子の返還を命じた大阪高裁の終局決定について、母がその確定後の事情変更を理由に、実施法117条1項により終局決定を変更し父の申立てを却下することを…続きを読む
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2018.08.11
最判平成30年3月15日ハーグ条約と人身保護請求
第1事案の概要シュシュ:既に3月に最高裁のサイトで、判決文が公開されていたので、目新しくはないですが、差戻審は名古屋高裁本庁が担当し4部で引渡しの裁判が行われましたね。しかし、父親への返還が命じられたケースですが母親と一緒に逃げ出したのだそうです。よく逃げ出したよね。弁護士:うーん。僕…続きを読む
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2018.07.20
子の監護事件における調停機能とその改善
子の監護事件における調停機能とその改善こどもは、日々、成長し、その時々に応じて社会環境に適応しながら、自ら社会的関係を形成し、かつ、自我を確立していきます。ある時点の子の監護は、その子の将来の成長や生活といった子の将来の福祉に影響を与えるものであり、これが積み重ねられていくものです。し…続きを読む
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2018.06.19
違法に子を奪取して監護を開始した場合
調停委員からの事前の警告に反して、父親が周到な計画に基づいて母親のもとにいた子を奪取して、監護を開始した事例においてえ、父親を監護権者と定めた原審判を取消し、母親を取り消した事例東京高裁平成17年6月28日家月58巻4号105頁7歳の少年について、監護の継続性について、違法に子を奪取し…続きを読む
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2018.06.08
別居後にこどもを連れ去られたら
この事務所のホームページでは、親権、面会交流、子の引渡しに関するカテゴリーが名古屋一、充実しております。「監護権」や「引渡し」で検索してもらうと、関連記事が表示されます。さて、こどもについてですが、連れて別居して面会交流をしていたら、こどもが帰ってこないという場合はどうするかです。まず…続きを読む
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2018.06.03
親権のある父からの母への引渡し請求が権利の濫用とされた事例
Step1.親権者父が親権に基づいてこどもの引渡しを適法に請求した1本件は,離婚した父母のうちその長男(以下,単に「長男」という。)の親権者と定められた父である抗告人が,法律上監護権を有しない母(以下,単に「母」という。)を債務者とし,親権に基づく妨害排除請求権を被保全権利として,長男…続きを読む
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2018.05.31
夫のDVを原因として離婚を考え、子連れ別居を1年程していたところに、学校帰りの子(8歳)を夫が連れ去られた際、子を取り戻すことはできるのでしょうか。
夫のDVを原因として離婚を考え、子連れ別居を1年程していたところに、学校帰りの子(8歳)を夫が連れ去られた際、子を取り戻すことはできるのでしょうか。子の引渡しを求める方法としては、家事法による子の監護に関する処分としての子の引渡しを請求する方法、人身保護法による方法、人事訴…続きを読む
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2018.05.26
別居前の主たる監護者である抗告人の監護に問題があったかどうか,抗告人が監護者と定められた場合に予定している監護態勢と相手方による現状の監護態勢のいずれが未成年者らの福祉に資するかについて差し戻した例
原審判は相当ではなく,これを取り消して本件を奈良家庭裁判所に差し戻すのが相当である。1はじめに別居中の夫婦間において子の監護者を定めるに当たっては,子の出生以来主として子の監護を担ってきた者(主たる監護者)と子との間の情緒的な交流や精神的なつながりを維持して子の精神的安定を図り,別居に…続きを読む
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2018.05.21
離婚とこどもの心理に与える影響
こどもの親権では、フランスでもDVや精神病がある場合は単独親権になるとされている。我が国においても、子の監護と密接に関連する点や実務において検討を重ねることになるが、重要なのは子の監護については、複数の情報源を用いることにより評価の信用性を高めることが重要である。したがって、少ない情報…続きを読む
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2018.01.15
審判前の保全処分について保全の必要性が認められた事例
京都家裁平成29年2月17日第1申立て主文第1項と同旨第2事案の概要本件は,別居中の夫婦のうち,妻である申立人が,未成年者と同居中の夫に対し,未成年者を連れ去ったとして,未成年者を申立人に対して仮に引渡すことを求める事案である。第3当裁判所の判断1本件記録によれば,次の事実が認められる…続きを読む
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