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2016.02.02
離婚をしても変わらない? 子どもの相続権について
離婚の際に気になることのひとつが、子どもの相続権です。離婚すると子どもは父母のどちらかに引き取られるため、「引き取った側の財産しか引き継げないのではないか」と考える方もいます。名古屋駅ヒラソル法律事務所でも、離婚相談の一環で子どもの法的問題について相続などの相談を受けることがあります。…続きを読む
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2016.01.08
親権は一度決めた後でも変更できる?
子どもがいる夫婦の場合、離婚の際に親権者を決めます。親権は、協議だろうが、調停だろうが、一度決めてしまえば、まず変更は相当に困難を伴うということを理解しておきましょう。ただ、その後さまざまな事情により親権者を変更したいと考える方は少なくありません。こうした相談は、名古屋駅ヒラソル法律事…続きを読む
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2015.12.07
子どもがいるなら知っておきたい 親権を決める基準について
離婚を考えているものの、子どもの親権についてなかなか話がまとまらないと悩む夫婦もいるのではないでしょうか。そのような場合、弁護士に相談することが得策です。そして、相談前に離婚や子どものことについて予備知識を得ておくことをおすすめします。そうすることで、弁護士との相談をスムーズに進めるこ…続きを読む
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2015.11.30
親権者変更が認められた事例からそのエッセンスをみる。
親権者変更が認められた事例福岡高裁平成27年1月30日決定平成26年(ラ)第414号一般的には「親権者の変更」は、「親権者の解任」を意味するとされています。そうすると,親権者の指定の要素よりも変更の要素の方が厳しく考えられていると理解されています。したがって,親権者変更が認められた裁判…続きを読む
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2015.11.06
子どもの問題でよく聞く“親権”と“監護権”その違いとは?
子どもをもつ夫婦が離婚する際、考えなければならないのが子どもの親権についてです。名古屋駅ヒラソル法律事務所では、離婚相談の際によく「親権と監護権の違いとは?」、「親権者や監護者の決め方は?」といった質問を受けます。子どもがいる夫婦で離婚を考えているのであれば、親権と監護権の違いについて…続きを読む
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2015.11.03
調査官調査②―子の心情調査
別に決まっているわけではありませんが,子の心情調査は面会交流のときに行われることが多いです。こどもの対象は10歳前後といっていた家族法学者もいますが実務は就学児童からしている印象です。つまり6歳くらいから10歳くらいまで。その後は意向調査という棲み分けと分析していいでしょう。子の心情調…続きを読む
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2015.11.03
調査官調査①―こどもの意向
調査官調査を入れる場合、裁判官からの受命事項が「子供の意向」とされることがあります。昔は,「子の意向,監護者としての適格性」などが受命事項とされることがありました。はっきりと「子の意向」が受命事項とされることは,あまりないかなという印象を受けます。子の意向というのは,15歳以上は必要的…続きを読む
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2015.08.15
3歳を超えているこどもに母性優先の原則はどう考えられるか
名古屋の離婚弁護士のコラムです。今日は、結局、母親を監護者と指定したものの家裁調査官調査の在り方が問題提起された事案をみます。一般的に、監護の継続性の原則と母性優先の原則は、監護者や親権者を決める一つの座標軸とされています。したがって、その他のもの、例えば子の意思の尊重、兄弟不分離とい…続きを読む
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2015.06.27
離婚に先行する別居をスムースに。
別居とこども―名古屋市の離婚弁護士ヒラソルまず、離婚について、離婚自体に争いがある、親権に争いがある、財産分与あるいは高額になりそうで揉めそうという場合は協議離婚が成立しにくいという見立てができる典型例です。この場合は、別居はやむを得ないといえるでしょう。この場合、こどものことについて…続きを読む
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2015.05.24
親権者の変更の調停・審判
ときどき、親権者の変更の調停・審判のご相談をいただくことがあります。比較的めずらしい相談類型といえるかもしれませんが、その理由としては、親権者は母親と指定されることが多いところ、父親の価値観を引き継いでいるこどもとの葛藤状態が高まり、離婚と同じような利益状態となり事実上監護ができない場…続きを読む
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2015.04.16
親権と監護権は別体系
親権争いは実は、真正面から争いになることは少ない。それは監護権をめぐる前哨戦があるからだ。こどもの監護権、つまり誰がこどもと一緒に生活して養育をするのかをはじめ、人事訴訟事項になる前の「審判」で事実上の決着がつくことが多く、離婚そのものから切り離されています。少し分かりにくいのですが、…続きを読む
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2015.03.22
親権・監護権―アメリカの主たる養育者基準
こどもの監護をめぐる父母間の紛争の場合、主たる養育者基準がアメリカで用いられるようになっています。日本においても,一部の裁判例では主たる監護者基準として参照しているものもみられます。このアメリカ理論では,主たる養育者が監護権を有するという推定が働くというのが特徴です。主たる養育者に監護…続きを読む
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2015.02.27
不適切な調査官調査が指摘されたケース
東京高裁平成15年7月15日は、調査官報告書についての問題点を指摘しています。調査官といえば社会学でも心理学でも専攻しているわけではありませんが、なぜか単なる陳述書レベルの調査官報告書は「客観証拠」に近い信用性が与えられます。しかし、中には、アスペルガーではないかと思われる調査官もいる…続きを読む
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2015.02.06
アスペルガー、スペクトラム、発達障害のこどもの親権
当事務所のアスペルガーなど自閉症スペクトラムにこどもの親権について、以下のように考えています。発達障害者支援法は、平成17年に施行されたものであるところ、発達障害は広く社会的に認知され監護者の指定にも考慮される必要がある。この法律は、発達障害者の心理機能の適正な発達及び円滑な社会生活の…続きを読む
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2015.01.23
名古屋離婚弁護士ヒラソルの男性親権離婚の法律相談!
名古屋市の離婚弁護士ヒラソルによる男性夫のための離婚弁護男性は愛すべき家族だと思っていた人たちにいかに多くの給料を家庭に運ぶだけなのでしょうか。最近、男性が包丁で刺されるというDV事件の離婚を男性側で担当いたしましたが、驚くべきことに、名古屋市の配偶者暴力相談センターは「女性じゃないと…続きを読む
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2014.12.04
離婚訴訟での親権争いと監護者指定
福岡高決平成20年11月27日判時2062号71頁は、連れ去りのみを理由に監護者指定の申立を認めることはできないとした事案であり、結果的に奪取後の現状を維持した。原審は、母性重視、兄弟不分離、奪取の違法性を要件として母へ監護者指定を行ったが、抗告審は、離婚訴訟継続中は、子の監護者の指定…続きを読む
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2014.10.12
子どもに優しい引渡し、監護者の指定
名古屋の離婚弁護士のコラムです。監護者指定の考慮要素は紹介してきましたが、今日は裁判官が関心がある部分と「主たる監護者」について紹介します。もともと乳幼児については3歳までは、「母子優先」といわれてきましたが、現在は「主たる監護者」基準に変化しています。このことと裁判官との関心が結びつ…続きを読む
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2014.10.12
親権をとるために子どもの養育環境としてはどうするべきですか
名古屋の離婚弁護士のコラムです。子どもが健全に発達するためには、生活基盤が確保されていること、精神的に安定して生活が送れる環境が必要である。一般的には、養育能力、心身の健康・性格、子に対する愛情・熱意、監護の実績、経済力、居住条件・居住環境、監護補助者その他の援助態勢の有無などを整備し…続きを読む
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