きょうだいが複数あり年齢差がある場合の面会交流

きょうだいが複数あり年齢差がある場合の面会交流

 

・兄弟姉妹が複数いる場合、一緒に面会するのが原則です。

・兄弟の年齢差が大きい場合や性別が違う場合は、同じ内容の面会では無理があることも

・無理すると、誰かがつまらなくなり円滑な面会交流の妨げになることも

 

シュシュとのディスカッション

 

シュシュ:僕は一人っ子だからあまり感じないけど、中には4人兄弟とかもいるよね。

弁護士:うん。性別の違う兄弟の場合、興味対象が違います。なので別々に面会するという方法もありますね。例えば、女性(長女)、男性(長男)、男性(二男)、男性(三男)という場合、女性と男性では興味が違います。また、長女や三男では年齢が10離れていたとすると、乳児との面会は、長時間は難しいといった事情もあります。これに監護親が対応する方も難しいといえます。

シュシュ:うーん、年齢が小さい方は会えた方がいいけど、中学とかなら食事だけでもいいかな。友達が中心だもん。人間関係。

弁護士:そうだね。年齢が低い方の面会を中心に面会交流を行い、そのうちは年齢の高いこどもが食事に参加するということもあり得るかもしれません。監護親が多くの面会交流を希望している場合、別々に面会させた方がこどもへの負担が少ないかもしれません。

シュシュ:でもさ、僕も双子みたいに育ったアレックスと遊ぶことが小学生のころは多いから、ときどきは一緒がいいかも。

弁護士:そうだね。ときどきは、兄弟姉妹が全員揃う機会をもうけることもいいかもしれません。

シュシュ:僕は、うーん、フォートナイトで対戦できればいいかも。

弁護士:通信ゲームで対戦できればいいの?シュシュはこよなくゲームを愛しているからなあ。

シュシュ:叔父さんからのお年玉も、フォートナイトで課金してしまいました。でも僕はバレーもするしなあー。

弁護士:そういう意味ではこどももそれぞれ性格が違うから面会交流もいろいろな形があるね。おとなしい性格の場合は家遊びが中心の方がいいかもしれないし。

シュシュ:日程調整はみんな苦労している面会交流親が多いようだね。

弁護士:そうだね。父母間のベースラインを、毎月第1土曜日の午後1時から午後6時までみたいにルーチンにしておくと楽です。毎回毎回変動すると日程調整が大変です。

 

 

 

面会交流はいろいろな形がある

・中学生の長男には部活の試合を見に行くことをメインとすることも

・部活の送迎時に時間をもらうなどもある

・東京の場合は一定の中学受験生がいるので勉強や部活に忙しいという社会通念があることも

・小学1年生の女性の場合は半日程度、ショッピングセンターで遊んだり、児童館、スイーツを食べに行く、夜は部活が終わった長男と合流するということも

・女性の高校生世代になると、洋服を買ってくれたりスイーツを食べられたりすることなど

・小学校3年生程度の男性はとにかく体を動かすことが好きということも。最近はユーチューブをずっと見ているということもあるので、公園、プール、スポッチャなどで遊ぶということもあるでしょう。

 

日程調整メールのコツ

・日程調整にかかわる要件以外のことは書かない

・監護親も養育費の支払いはまだですか、などは書かない

・候補日は複数挙げるというようなこと

・第三者機関で「連絡型」というサービスの利用を検討する

・もっとも、弁護士や第三者機関などを使うとしても、現実は平日の日中は連絡がとれなかったり、突然のキャンセルがあったりして連絡事項が増えたり、休日や夜間に連絡をとらなければならず、依頼する側が考えている以上に第三者に依頼することは難しい内容だ、ということを踏まえておきましょう。

依頼者様の想いを受け止め、
全力で取り組み、
問題解決へ導きます。

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