離婚調停前夜
名古屋市の離婚のファーストステップ!
名古屋市の離婚弁護士ヒラソルは親権等の初回60分無料相談。女性・男性に優しい地域一番価格で土日も営業。幸せを増やす相談。信頼できる弁護士に依頼し、離婚紛争の矢面に立たないことで落ち着いた日常を取り戻せます。
設例
夫:33歳 江藤鈴世 公立学校教師 幼稚舎から有名大学に通う。冷静沈着な面があるがヒートアップすると直情的な面も。 妻:33歳 江藤なるみ 保育士(高校で夫で出会い,大学の交際を経て婚姻),活発で楽観的だが,心臓病の経験から精神不安に陥りやすい面も。 長男:7歳 江藤緋生 私立大学付属小学生 どちらかというと母似。 二男:4歳 江藤千騎 保育園児 少し体が弱くぜんそく持ち。 妻は,出産後,保育士への復帰と育児ノイローゼ気味となったが,夫の理解はなく,たびたび妻は実家に帰宅している。 また,DVやモラハラはないものの,夫からは「誰のおかげで飯が食えるんだ」といわれ,妻も「パンツが自動的に綺麗になると思わないでよね」と口論の日々。 緋生は平気そうだが,甘えん坊の千騎は父母間の口論に辟易し,体調を崩しがち。 ある日,妻は,夫が職場の同僚教師安西二葉と頻繁に会うことを知る。問い詰めるも,夫は安西とは仕事の関係で,「自分はなるみを裏切らない」と口ではいってくれている。 給与は一部しか入れてくれないが,自分もフルタイムで働いているため,経済的不満はあるが,夫には実家があり,姉は嫁いでいることからマイホームを購入するつもりはない。 しかし,なるみは保育園の母親から江藤先生が不倫をしていると聴き,探偵に依頼したところ,安西の自宅に出入りしている写真が報告された。 なるみは,離婚を考えることにするが,夫とは高校生からの付き合いのため,すぐに分かれるのは消極的。心が追い付かず,ひとりで冷静になる期間が欲しい。 他方,夫は廻りからは理想的な夫といわれていて,「うらやましいわあ」などといわれなるみのストレスになっている。鈴世は,家事も育児も協力的で1年間育児休暇も取得している。
離婚後の生活設計
なるみは,保育士ではあるものの給与は手取りで15万円程度。専業主婦の場合は離婚後の生活設計も必要です。 そこで,別居後の生活費である婚姻費用や離婚後の養育費はいくらもえるのか、支払ってもらえるのか、公的な援助はあるのかといったことが不安です。 また,なるみは持病があるため定期的に通院しているので健康保険の問題や医療保険の心配もあります。 このケースの場合,夫は600万円の所得でした。そして,なるみは300万円の所得でした。この場合、名古屋駅ヒラソル法律事務所で相談すると婚姻費用は10万円前後,養育費は7万円前後とアドバイスされます。そして,名古屋市教育委員会に務めているので夫の給与を差し押さえることもできます。そして,なるみは,実家に戻れば,父と後妻,妹がいることから,住居費もかからないし,婚姻費用をもらえれば,それほど生活レベルを落とさなくても自分が働いてやっていけそう、との結論になりました。 別居に関しては,一般的には離婚の切り出しよりも別居の切り出しをして,話し合われることが望ましいと思われます。それがその後の円満な解決にも役立つでしょう。
名古屋駅ヒラソル法律事務所の離婚相談
離婚は相談されるまでに決意がいるもので様々な想いに揺れ、時間がかかる方もいらっしゃいます。当事務所の弁護士は心理学・精神衛生的知見を持ち、法律のプロでもありますから、相談は当事務所の弁護士の離婚相談で完結いたします。離婚相談されたら良い方は、(い)無料の離婚の法律相談を受けたい、(ろ)離婚情報を知りたい、(は)DVの相談をしたい、(に)協議離婚の手続を相談したい、(ほ)別居したものの本当に離婚してよいものか迷っている、(へ)こどものことについても相談したい方、(と)離婚調停を起こしたり起こされたりしているなど喫緊の課題となっている方、(な)離婚後の生活設計―などが考えられると思います。当事務所は弁護士が付添人経験が豊富なことからこどものご相談も多く承っています。 なるみは,ヒラソル法律事務所の法律相談を受けました。そうすると,現在同居中であるので,親権紛争の心配がないのであれば,当事者間での話し合いをすすめられました。 しかし,夫は,昔から勉強もスポーツも万能な人であったので,数字を上げられて反論されると,なるみは反論することができないことが多かったのでした。 また,本人でも調停はできるものの,多くは離婚調停の場合、弁護士が就くこと,夫は教師であるため調停に出席できないことも考えて弁護士を選任する可能性が高いことがありました。 さらに,ふたりともこどもにかかわる仕事をしているため緋生や千騎の親権を夫が譲らない可能性もあります。
法テラスという選択肢
法テラスでは,資力要件というものがありました。なるみは母親を幼少になくしており,不動産を一部所有していました。また,保育士としての給与があることから,法テラスからは,過去3年分の所得証明書,1年間分の給与明細,不動産の登記簿謄本,固定資産評価証明,査定書などの取得を要求されました。そして,援助開始決定まで数か月かかるとのことでした。 また,説明によると,離婚の法テラスの着手金は12万円程度であるものの,婚姻費用分担調停,面会交流分担調停,保護命令申立,離婚訴訟などになると,それぞれ着手金が増えていくことになることに気づきました。そこで,20万円から30万円程度の着手金であれば,法テラスと一般の法律事務所は値段が冷静になると変わらないという考えになりました。また,若い弁護士が多く,自分より年下の26歳くらいの弁護士もいることから,法テラスの弁護士は頼りないと感じて,一般の事務所に依頼することにしました。調停でも終始黙っている弁護士もいたことから,安かろう悪かろうと考えて,離婚を多く扱っている弁護士事務所をいくつか廻って決めました。
別居できるか否かの検討
夫と妻は,ともに桑名市出身のため,就職で名古屋市にきたのでした。そこで,実家に帰るのか,名古屋市にとどまるのかということも考えました。妻として気になっていたのは,別居のタイミングです。気持ちとしては,不貞が許せないので,夫の顔を見ずに生活をしたいと考えていました。他方,親権は,夫には渡したくなかったものの,小学1年生の緋生が,お友達の卓くんや裕美ちゃんと別れるのが嫌だといいました。そこで,愛息の希望を入れて,学区が変わらないところで,アパートを借りて別居をすることにしました。弁護士からは,離婚する場合は別居することになるので,いつかは別居しないといけません,といわれていました。
そこで,夫が小学校にいっている間に,自分は休みをとり,手紙をしたためて緋生と千騎を連れてアパートに移転しました。住民票は場所が発覚しないようにしばらく移さないようにしました。
自分のペースに合わせてくれる弁護士を
なるみは、最初は女性の通称,辻元明美という女性弁護士に依頼しました。市民活動家出身で,極端なフェミニストであり彼女は情熱にみなぎっていました。そして「性交渉も性暴力にしましょう」「男は全員DVです」といわれました。そして,慰藉料は不貞ですから,「とりあえず500万円請求しましょう」,「財産は?通帳は?不動産は?」と早口の大阪弁でまくしたてました。そして辻元氏は内容証明を夫に送付し,女性差別主義者,レイプ,DVと浮気で慰謝料500万円,こどもとの面会も禁止という内容でした。 しかし,夫の鈴世は,小学校の前で緋生を迎えにきて,なるみと話し合いたいといってきました。彼は,内容証明は受け取っているけれど,「本当に僕との性交渉がレイプだと思っているの」,といい,「安西さんのことは本当にごめんなさい」と謝罪してきました。なるみさんは,離婚の意思に変わりがないことを伝えましたが,だったら緋生と千騎は連れて行くといって,そのまま,夫は実家にこどもを連れてかえってしまいました。 このように,別居や離婚を切り出した場合は,意趣返し的な行動も十分考えられます。夫はすぐに自分を親権者・監護者とする調停を申し立てました。 こうしてなるみさんは,人生で初めての調停に臨むことになりました。なるみさんは,こどもの親権のことが心配でしたがフェミニストの辻元弁護士に電話をすると,憲法9条、安保法制反対の集会の打合せにいそがしくて,あんたと打ち合わせている時間なんかないわよ!とすごい剣幕でまくしたてられました。調停も,お金の話しばかりをすることから,なるみさんは,辻元弁護士に違和感を感じて別の方に変わってもらうことにしました。しかし,相手方の弁護士の幸田健男は,調停の進行を急ぎすぐに不調にして離婚訴訟を提起してきました。急進的な進み方で,なるみさんは心がなかなかおいつきませんでした。また,夫との修復も考えていたのに,辻元明美弁護士が,「男は全員DV」「おつとめ」「性奴隷にされた」といった書面を提出したため,夫も強く怒ってしまったのでした。 そして,比較的,仲の良かった夫となるみさんの父親も,なるみさんが出した書類をみてびっくりしてしまい,かえって,父親もなるみさんに非があるのではないかと疑い始めました。このように自分と考え方が合う弁護士さんやペースを同じく走ってくれる弁護士さんに依頼をすることが大事です。 そのため,夫の実家にいっても,仲の良かった姑も,書面をみており,「鈴世は,レイプなんてしません!」といわれて追い払われてしまいました。そして,夫は辻元弁護士を懲戒請求して,辻元弁護士が入ったことによりかえって離婚紛争が過熱してしまいました。 そして,なるみさんが申し立てた面会交流の申立も父母間が高葛藤状態にあるとして,緋生も千騎も「ママには会いたくない」といわれ却下されてしまいました。このように,いうべきことはいうし,ひくべきときはひくという勝負の感を持っている弁護士に依頼することが大事です。
こどもへの別居の説明
江藤夫妻の兄夫婦が仲裁に入り,緋生も千騎もなるみさんに引き渡して,2週間に1度,父と遊ばせるという内容で仲裁をしました。そして父はこどもたちをなるみさんに引き渡しました。 こどもたちの説明では,「パパは別にママの悪口もいっていなかったし,少し怒っているだけだって。今,話し合っているから心配しないで」と説明しているとのことでした。 なるみさんは,「パパとままは一緒に住んでいるとケンカをしてえしまうから,別々に住むことになったけれど,ふたりとも,緋生と千騎のことが大好きだから,一緒に暮らしたいんだけど,パパのお仕事がいそがしいからしばらく,ママと一緒に暮らすのよ」と説明しました。幸いそばにアパートを借りていたので同じ保育園,小学校に通えるから,お友達とも遊べるよ」と説明しました。
離婚弁護士への離婚法律相談の準備
~あなたの離婚問題解決のために全力を尽くします~まずは初回相談のご予約を
離婚弁護士への相談は、依頼者が自らの置かれている状況を説明した上で、法律的にどのような問題解決をすることができるか、支援を受けられるのかを相談するものです。例えば、自らの安全を法律上どのように確保するのか、今後の離婚手続をどうするのか、今後の生活費をもらうにはどうしたらよいかといった相談がよくいただく離婚相談です。 限られた法律相談の中では、時系列表を作成され、相手方と知り合って現在に至るまでの主な出来事を時間順に簡単にまとめる作業をされると離婚相談がスムーズにすすみます。 暴力を受けたという離婚相談の場合は、暴力の程度、頻度、怪我の場所といった暴力の実情をきちんと弁護士が理解することにより、法的アドバイスに影響を与えます。例えば、離婚の手続の進め方についても、調停の話し合いを続けるのか、早めに訴訟に移行するのかといった判断が必要となります。 したがって、暴力については、きちんとまとめておいた方が良いと思います。また、離婚の証拠になりそうなものとして、怪我をした再の診断書、写真、破壊された物などの物証を持参されると良いかもしれません。もちろん、離婚弁護士の方からも「このような証拠はありませんか」とアドバイスを行いますので、ご心配いただく必要はありません。なお、お話しいただいた内容は外部に漏れることは絶対にありません。限られた時間の中で法的に意味のある事実だけではなくお気持ちをうかがいきるのは難しいところもあるかもしれません。ただ、依頼者に寄り添うためには、相談者の方の気持ちをうかがうのも必要不可欠なことといえます。是非、離婚弁護士に率直なお気持ちをお伝えください。