DV・モラハラ加害者の面会交流要求
さて、DV・モラハラの加害者は、実は面会交流という手段を用いて支配を実現しようと試みることがあります。 DV・モラハラ加害者は、被害者である妻や子どもが離れていくことを阻止しようとしますが、次善の策として面会交流を要求してくるのです。 DV・モラハラ加害者は、子どもを押さえれば被害者をコントロールすることができるということを知っているのです。 そして逃げたDV・モラハラ被害者について、子どもへの接近を通じて果たそうという目的があります。 ですから、DV・モラハラ加害者からの面会交流の申立は、子どもを通じて被害者と子どもとの生活の様子を探り、その生活に干渉し、離婚後もDV関係の継続をはかることを期待してなされるモラルハラスメント行為であることに注意する必要があります。