刈谷の野球部自殺、愛知県弁護士会が野球部副部長に警告書
日大の宮川泰介選手の問題は、スポーツの体育会系の問題点と構造的なパワハラ体質を浮き彫りにしました。
小学校4年生くらいから、部活をみんな始めるかと思いますが、何よりも楽しく、嬉しく、優しくというところから、経験を積み重ねていってほしいものです。
当会は、愛知県立刈谷工業高校2年生の山田恭平さんが2011年に自殺した問題について、山田さんの所属していた刈谷工業高校の副部長教諭について警告書を出しました。
遺族が当会に人権救済を申し出て、これを受けて警告書を出したものであり、当会が警告書を出すのは異例です。
警告書では、副部長教諭が、平手打ちをしたり足を蹴ったりする体罰で人権侵害を認定し、二度とこのような人権侵害行為を行わないようにと警告しました。
私も個人的に、セクシャルハラスメントで、刈谷工業高校に訴訟を起こしたことがあり、今後とも、こどもの人権を尊重した学校活動が求められます。面会交流で全寮制の学校に入れられた子どもに会いにいきますが、いじめを懸念していたとのことであり、県立図書館、児童相談所、弁護士会、各弁護士など逃げ場所になってもらうことが重要なように思われます。