離婚問題を弁護士に相談すべき理由‐良い弁護士を選ぶためのポイント
離婚問題を弁護士に相談すべき理由‐良い弁護士を選ぶためのポイント
離婚問題を抱えると、やらなければならないことが非常にたくさんあります。
また精神的なストレスも大きくなるでしょう。
そんなとき、法律の専門家によるサポートがあれば、負担が大きく軽減されます。
私も個人的に、昔、労務トラブルや相続トラブルに巻き込まれたことがありましたが、弁護士や司法書士の先生が親身に頑張ってくれたこともあり、弁護士という重責を担いながらも、何も業務に影響を与えることなく仕事をすることができました。
人生では、3回弁護士が必要になる―という格言があります。まずは、婚約破棄といったタイミングや離婚など、次に相続などですし、厄年などは横領などの刑事トラブルに巻き込まれることもあります。苦しいときは、弁護士と一緒になって解決しましょう。
今回は離婚を考えたときに弁護士に相談するメリットや良い弁護士の選び方をご紹介します。
これから離婚に向けて進もうとしている方はぜひ、参考にしてみてください。
1.離婚問題を弁護士に相談する6つのメリット
1-1.方向性が明らかになる
離婚問題を抱えると、何をすればよいのかわからなくなる方が少なくありません。
- 離婚したいけれど、相手にどうやって切り出したらよいかわからない
- 子どもの親権をとりたいけれど、どうすれば有利になるのかわからない
- できるだけ高額な財産分与を獲得する方法は?
- 慰謝料請求で必要な証拠は?
残念ながら、ネットで調べても不十分な情報しか見つからないケースが多いでしょう。最近、某専門家の意見によると、ネットで中途半端な知識を調べて譲歩ができず不成立になることがあるといいます。
こんなとき、弁護士に相談すると解決までの道筋について案内を受けられます。
何をすればよいのか、今後の段取りや流れなども明らかになり、スッキリした気持ちで前に進んでいけるでしょう。
1-2.有利な条件で離婚できる
離婚する際には、さまざまな条件を取り決めねばなりません。
- そもそも離婚できるのか(婚姻破綻)
- 財産分与
- 慰謝料
- 親権
- 養育費
- 離婚までの婚姻費用
- 面会交流
- 年金分割
上記の8つの項目が重要ポイントですが、それ以外にも細々とした取り決めをすべきケースがあります。
離婚条件は相手との話し合いによって定めるので、知識や交渉スキルがないと不利な条件を押しつけられてしまう可能性も懸念されます。
弁護士に相談すれば、法律的に適正な考え方を知ることができるので、自分で交渉するときにも不利な条件に妥協してしまうリスクが低下するでしょう。
自分で対応するのが難しい場合には、弁護士に代理交渉を任せれば安心です。
1-3.交渉や調停、訴訟を任せられる
離婚問題に巻き込まれると、さまざまな対応をしなければなりません。そして、とっさの対応を迫られ、そのことが、結論を左右することは、こどもの親権や面会などではしばしばあることです。
相手と交渉するにも証拠集めや情報収集など事前準備が必要ですし、調停や訴訟になれば裁判所とのやり取り、書面提出などの手間も発生します。
1人で抱え込むのは「荷が重い」と感じる方も多いでしょう。
離婚の協議、調停や訴訟はすべて弁護士に任せられます。
弁護士に依頼すると、自分で直接相手と話し合う必要はありません。調停や訴訟における裁判所のやり取りもすべて任せられますし、調停には弁護士が一緒に出席して意見を述べるなどしてくれます。
離婚にまつわる諸事を弁護士に任せると大きく手間を省けるので、日々やらねばならない仕事や日常の家事育児などに専念できるでしょう。
1-4.離婚後のサポートも受けられる
離婚時に養育費や財産分与、慰謝料などの取り決めをしても、必ず守られるとは限りません。
相手が約束を破るケースもよくあります。
そんなとき、弁護士に依頼すれば相手に履行を求めたり、場合によっては強制執行(差押え)によって取り立てをしたりもできます。
離婚後もサポートを受けられるので、大きなメリットとなるでしょう。
1-5.スムーズに解決できる
離婚問題を自分たちだけで話し合うと、どうしてもお互いが感情的になって前向きな協議をしにくいものです。
相手に無視されるケースもありますし、話し合いはできても相手が高圧的に接してくるので話ができない場合もあるでしょう。DV案件では自分で対応すると身の危険も発生します。
こういった状況でも弁護士を代理人とすることにより、冷静に対応できるので協議離婚が成立しやすくなります。
1-6.精神的な安定を得られる
離婚問題は非常にデリケートでプライバシー性の高い事項です。
誰にも話せないまま1人で抱え込み、精神的に追い詰められる方が少なくありません。
相手の顔を見るだけで多大なストレスを感じる方もおられますし、夜も眠れなくなったりうつ状態となってしまったりする方もおられます。
こんなとき、弁護士に相談して解決までの道のりを明らかにして代理交渉を任せると、一気にストレスが軽減されるメリットがあります。
当事務所でも、最初に弁護士に相談に来られたときには暗い表情をしていた方が、ご相談を重ねて解決へ向けて進んでいくと明るい笑顔が出てくるケースが少なくありません。
2.離婚問題を相談すべき「良い弁護士」とは?
離婚問題を相談するとき、どんな弁護士でもよいわけではありません。
弁護士にもいろいろな人がいて得意分野もあるので、「離婚問題に詳しい弁護士」を選びましょう。
2-1.納得できる解決方法を示してくれる
相談したとき、明確な方向性を示して納得できる解決方法を提示してくれる弁護士は「良い弁護士」である可能性が高いといえます。
ここで「納得できる解決方法」というのは「相談者の言いなり」という意味ではありません。
本当に良い解決方法は「法律的に適正な範囲で権利を最大化できる方法」です。
依頼者が無理を言っている場合にはきちんと根拠を示して無理な理由を説明し、修正してくれる弁護士が本当に良い弁護士といえます。
しっかりと話を聞いてくれて、法律の専門家としての視点から適切な解決への指針を示してくれる人を選びましょう。
また離婚という事柄の性質上、法律論を振りかざして高圧的に結論を押しつけてくる人ではなく、柔軟な考え方をしてくれる弁護士が望ましいと考えます。
2-2.親身な態度で不安を解消してくれる
離婚問題は、なかなか他人には話しづらいものです。自分1人で考えていると次第に追い詰められてしまうでしょう。
そんなとき、親身になって耳を傾けてくれて不安を解消してくれる人は非常に貴重です。
話をする中で相談者の悩みの根本的な部分を見定めて、一緒になって解決に向けて進んでいけるような弁護士を選びましょう。
コミュニケーション能力は弁護士選びの際に非常に重要なポイントといえます。
2-3.離婚問題の解決経験が豊富
弁護士にはいろいろな取扱い分野があります。
離婚問題に力を入れている事務所もあれば、そうでない事務所も存在します。
できるだけ離婚問題取扱い実績の高い事務所を選ぶと安心でしょう。
ホームページに実績が書かれている場合もありますし、離婚に力を入れている事務所は離婚の「無料相談」に対応しているケースも多数です。
3.重要なのは実際に面談してみること
弁護士を探すときには、いくつかの方法があります。
- 知人や友人から紹介を受ける
- 弁護士会で紹介してもらう
- ネットで検索する
上記のどの方法であっても、重要なのは「実際に面談を受けてみること」です。
知人や友人、親戚などが勧めていても、ご本人とウマが合うとは限りません。
弁護士会から紹介された弁護士が離婚に強い保障もありません。
ネットで「良さそう」と思っても、実際に会うとイメージが異なるケースもよくあります。
実際に話してみたときに、親身になって話を聞いてくれてコミュニケーションをとりやすく、解決に向けた具体的な対処方法や指針を示してくれる人を選びましょう。
4.名古屋ヒラソル法律事務所の強み
4-1.離婚は最注力分野
当事務所では、離婚問題にもっとも力を入れています。
もともと所長弁護士が家族の問題に高い関心をもっていたことから、設立以来多数の離婚案件に取り組み、解決して参りました。複雑になりやすい財産分与に対し、非常に詳しい知識を持った弁護士も在籍しています。
親権や面会交流などの子どもに関する問題、財産分与などのお金の問題は離婚の根幹をなす重要ポイントです。これらに適切に対応できる当事務所は、名古屋でも有数の「離婚に積極的に取り組んでいる事務所」と自負しています。
4-2.親身で真摯な対応
当事務所では、多くの離婚案件を取り扱う中でさまざまな方のお悩みに対応して参りました。
常に親身でかつ真摯な態度で依頼者さまの声に耳を傾け、事案に応じた最適なアドバイスをいたします。
依頼者さまのご希望もおうかがいしながら実現可能なことと不可能なことの振り分けを行い、法律的な見地から利益を最大化するための方策をご提案します。
- あきらめていた親権を獲得できた
- 予想より高額な財産分与を受けられた
- 養育費を払ってもらえるようになった
- 離婚後の面会交流トラブルを解決できた
こういった喜びのお声もたくさんいただいております。
名古屋、安城、愛知三河、東海地方で離婚問題にお困りであれば、まずは一度お気軽にご相談ください。