再婚

こどもはいらないという妻と離婚できますか。

結論からいいますと,まずは、結婚時、どういう約束になっていたかを見極める必要があります。 間違いだらけの本もありますが、裁判所は夫婦においてこどもの有無は結構大事なことだと思っています。 したがって、性的不能であるとか、こどもを全く作る気がない男性にかなり高額の慰謝料を認めている裁判例もあります。 でも、それは騙された感がある場合だけで、なんとなく雰囲気でできればいいよね、という場合において、できないとか、あるいは、結婚後に判明した場合などについては,直ちに離婚原因を構成するものではありません。したがって、その見極めを客観的にするため、弁護士に法律相談を受ける必要があるでしょう。 本件は、性格の不一致ということになるでしょう。つまり育児やファミリー計画についての価値観が一致せず、結婚生活を維持するのが難しくなる、という状況にあるというわけです。 まずは、弁護士を通して別居のうえで、協議・調停をしていくということになるかと思います。 たまにフェミニストの弁護士が、妻はこどもを産むべきであるとか、いわんやこどもが生まれないから離婚などということはあり得ないとはいうものの、天皇ですら側室をしていたことがあったくらいであるから,そういうことも多様な価値観の一つなのだと思います。 素朴にどうしてもこどもが欲しいという女性も男性も多くいますが、それは自然な感情の発露ではないでしょうか。 ただ、女性からすれば、こどもが生まれないという理由だけで離婚というのは納得できないし、裁判所も強制離婚原因としては認めないでしょう。 こうした場合については、まずは弁護士に相談し、対応策を検討するのが良いと思われます。

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