大手法律事務所からの不貞の慰謝料請求を妥当なラインで解決させた事案
大手法律事務所からの不貞の慰謝料請求を妥当なラインで解決させた事案
相談者情報
竹内愛良さん(仮名)は、裁判所の書記官(仮)でした。夫は裁判官の鍋田さん(仮)でしたが、うつ病で自宅に帰っても「議論はしません!」と話すこともしてくれず、涙があふれ涙がこぼれる毎日、そんなとき優しくしてくれたのが骨川部長だったのです。骨川部長(仮)が四日市支部長に就いて、愛良さんは四日市で逢瀬を重ねました。
しかしながら、骨川裁判官夫人のスネ美さん(仮)から電話がかかってきて、「宅の主人と別れてください!」といわれてしまいました。愛良さんには幼児が、骨川一家は、中学生のこどもがいました。
夫の鍋田さんは愛良さんに離婚を要求し、修復を求めても「ギロンはしませ~ん」とうつ病が悪化しているようでした。愛良さんはシングルマザーになる決断をしましたが、その直後、スネ美夫人の弁護士の「弁護士法人ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ」(仮)から内容証明が届きました。
内容は、骨川部長は最高裁事務総局に呼び出され、裁判官を辞めることになったので、逸失利益を含め、数百万円を請求するとか、こどもがうつ病になった責任があるなどと書いてあるものでした。
*職業のみフィクションです。*仮名です。2020年10月17日基準です。
きちんと論点を整理すること
「弁護士法人ストロ」とは幾重もあたったことがあるので、
・以前といっていることが異なる
・こどもの慰謝料請求は認められない
・不貞慰謝料と離婚慰謝料の区別がついていない
・貞操権の理解は、相手方弁護士が間違っており最新の知見で反論したこと(人格権、人格的利益の理解がストロベリーは間違っていたのである。)
・このようなことに加えて事実の調査など粘り強く弁護士が交渉したことによって、不倫慰謝料(不貞慰謝料)問題は無事解決しました。
詳しい聴き取り
「ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ」弁護士法人が間違っていたのは、片手間で事案を解決しようとする点です。そうすると、どうしても感情的な主張が多くなりますが、そうしたものを判例や通説的に確立されている学説を示し、論破することが大事です。
そのうえで、冷静な場へ誘導し話合いをすることとなりました。
相手方の弁護士は、「学者の議論はいろいろありますが」といいますが、ヒラソルの弁護士は「永遠の大学院生」です。つまり勉強をあきらめません。所詮、学者といった時点で試合終了なのだろうかというようにも思いました。