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不倫され隠し子までいた夫との離婚交渉で多額の慰謝料を獲得した事例

不倫され隠し子までいた夫との離婚交渉で多額の慰謝料を獲得した事例

相談者情報

依頼者:女性30代 出版会社会社員

相手方:男性30代 会社員

不倫相手:女性30代 会社員

こども:2名、隠し子1名

長期のアドバイスが結実し、有利な離婚条件を勝ち取った事例

 竹内匡史さんはシカゴ・コンサルティングのコンサルタントをしています。他方、髙橋七美さんは、名古屋市内の出版社シンシア出版の社員です。

 二人は北海道の高校から知り合いでしたが、初任地がお互い名古屋市で意気投合し交際をしていました。しかし、シカゴコンサルの日本の本拠地は東京であり、匡史さんは週の半分は東京に駐在していました。

 こどもは、ララとキキが生まれて、七美は3人での暮らしを楽しんでいました。最初は、毎週末は必ず帰ってきていた匡史さんですが本拠地のシカゴへの出張も増加し、面会できるのも2~3週間に一度しか面会できずだんだん口論が増えていきました。

 シカゴコンサルは入社して1回は、シカゴで駐在することになり単身赴任を決めてしまいました。

 ところが、七美さんの同期の水口かおりさんから、実は匡史さんは東京本社勤務で時折シカゴに出張しているだけで、千見寺さんというコンサルタントと不倫し隠し子の玲於をもうけているという噂となりました。

 そこで七美さんはヒラソル法律事務所の弁護士に相談をしに来ましたが、ララさんとキキさんとの生活への不安を感じておられました。

有責配偶者の証拠を獲得後、匡史さんと示談交渉後調停調書を作成へ。

 隠し子発覚、千見寺って誰?

 弁護士が戸籍を請求したところ、隠し子の存在が明らかになりました。

 最初は弁護士が前面に出ない作戦ですが、途中からは弁護士を通すと相手方も弁護士を交渉しました。

 弁護士との交渉が続きましたが、将来の男性親の資産を孫に引き継がせることはできないかという打診もしていました。

 

 

有責配偶者が著しく酷にならないように条件整備

ヒラソルのズバリ解決

 本件では、算定表では養育費は数万円程度でしたが、養育費については20万円を勝ち取りました。

 また大学進学を前提に、22歳までを終期としたことや入学金の支払条項をもらえるようにしました。贈与税が発生しないように養育費と明記したことが良かった点といえます。

 また、七美さんは大阪支社への転勤が決まっていたので、私立中学校以降の学費負担や留学資金の分担を求め承諾させました。

そして断られた祖父母の援助についても「申立人は、上記進学等により負担が生じる場合は、申立人の父母に必要に応じて援助を求めるなど子の福祉にに沿った努力をする」との条項が入りました。

また、学資保険や生命保険は名義書き換えを求め明日。

さて、養育費は事情が変更しても変更できないとの追加規程をもうけました。また訴外で新たに千見寺さんとの間に匡史さんが新たにこどもをもうけたとしても養育費の減額請求はしないとの合意をとりつけました。

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