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松浦遊さん,光希さん夫婦の間には、12歳の立夏、11歳の朔がいます。

この夫婦は長年事実婚を続けてきましたが、マイホームを建築する前に、入籍しました。

離婚する際、遊さんが設計した自宅の処分が問題となりましたが、光希さんは、自宅が立夏、朔が通う私立大学の付属学校に場所的に近いことを理由に、出ていくことを拒んでいますが、住宅ローンは、2500万円ほど残っています。

光希さんは、現在は出版社でパートとして働いていて、200万円程度の所得を得ていますが、住宅ローンを引き取るだけのものとはなりません。

しかし、財産分与では、プラスとマイナスを通算してプラスが出た場合にこれを清算する制度ですが、マイナスばかりの場合については、遊さんが光希さんに残債の半分を負担してくれという要求をしてもおかしなこととまではいえません。なお法律上このような立論ができるかは問題があります。

一昔前までは、奥さんが子を引き取る場合には、子とのその後の生活を考えて、家は奥さんに譲るというものも多かったといえますが、最近では、妻が自己負担分を用意できない場合で、オーバーローンではない場合は、売却したり夫が自宅を引き取ったりする傾向がみられます。

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