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HOME > 離婚時のお金に関すること > 生活費 > 預金の持ち出しは婚姻費用の減額要素になるか

 妻が別居に際して、預金を持ち出している場合、夫の側が預金を使って生活をするべきである、と主張されることがあります。

 しかしながら、結論的には、この言い分は認められないことが多いようです。

 なぜなら、預金は資産の問題です。つまり、婚姻関係形成中の財産とみるということになれば、それは財産分与の協議で決められることになります。

 したがって、相手方において、これをまず婚姻費用分担にあてなければならないとする根拠はないとする裁判例があります(東京高裁決定平成15年12月26日)。

 もっとも、財産分与について、相手方が話し合いの態度などを見せない場合は、一定の場合、婚姻費用分担にあたり考慮されるべきようにも思われます。

 

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