家庭裁判所の現場からの面会交流
1 面会交流については、家庭裁判所の事件では唯一、比較的増加傾向をしており審判は1800、調停は1万2000程度である。いずれも2割程度増加をみている。 2 ベース…続きを読む
心の問題がある場合の面会交流
心の問題がある場合の面会交流 心の問題が家庭のトラブルにつながる場合もあります。家族のトラブルから精神衛生の問題に発生することもあります。また、家族のトラブルから精…続きを読む
片親疎外
片親疎外 子の監護をめぐる紛争において、議論の的になっているのは片親疎外、要するに一方の親からのこどもの疎外の問題である。 深刻な疎外において、子が一方の親との交流…続きを読む
宿泊付面会交流の理論的基礎
今日、とある支部長裁判官との「宿泊面会交流」の議論が出たが、日本ではルーティンとしての宿泊は当事者の合意が重要であることを意識する必要がある。もっとも、近時は、宿泊…続きを読む
離婚後の別居親との面会交流について名古屋の弁護士の解説
離婚後の別居親との面会交流について名古屋の弁護士の解説 弁護士弁護士とシュシュとのパースペクティブ シュシュ:そういえばルカも学校が休みになると、離婚したパパのとこ…続きを読む
再婚家庭構築中でも面会交流も認めた大阪高裁を分析する
本件は、母親が父親に対して当事者間のこどもである未成年者2名(4歳、8歳)との面会交流を求める事案です。 せあらは、瀬戸柊平さんと婚姻して、その後、柊平さんとは協…続きを読む
再婚をしてステップ家庭構築中でも面会交流を認められた事例ー大阪高裁平成28年8月31日
本件は、中国国籍の相手方(母)が、日本国籍の抗告人(父)に対し、当事者間のこども2名との面会交流を求めた事案である。 第2 当裁判所の判断 1 当裁判所は,原審判…続きを読む
親権者変更により親権を取得し、面会交流を阻止することはできるか
親権者変更により親権を取得し、面会交流を阻止することはできるか 事案の概要 弁護士と伊串院生との対談 院生 :事案の概要としては、充希さんは、大学1年生の…続きを読む
離婚の単独親権と面会交流権を充実に獲得する方法
1 親権と面会交流について 〇日本では離婚後は単独親権者時代。少子化時代では、こどもが少なく、また、祖父母などの監護補助者も当事者として参加してくる傾向。 面…続きを読む
子の意思の分析の仕方(調査官調査)
面会交流では、こどもの意向・心情が調査事項とされ、家庭裁判所調査官(裁判所の探偵)がこどもの意向や心情を調査することになるケースが多いのではないかと思います。 具…続きを読む
こどもの親権者の母から父に面会交流は申し込めますか。
市橋なるみさんと江藤鈴世さんは,幼稚園のころからの幼馴染。大学生まで順調に交際を続けて,市橋なるみさんは保育士になりましたが、江藤鈴世さんは,マッキンゼーのコンサル…続きを読む
離婚によるこどもへの影響―見捨てられ感が最も強いのが6歳から8歳―面会交流の重要性
僕の甥っ子は8歳のころに両親が離婚しているが、僕は5歳のころに父親と死別している。 離婚ばかりが親との愛離ではないのだ。ただ、離婚の原因が自分のせいだとは思わない…続きを読む
面会交流の間接強制は名古屋の離婚プロ弁護士に相談を。
間接強制が出されると、何もしないとそのままになります。 最近は、審判の場合は最高裁の影響からか、間接強制ができる審判が多いように思います、というか、公表や実感…続きを読む
面会交流について間接交流を相当とする事案
最近、私の執務上でも間接交流を相当とする事案が出てきています。 もともと債務名義があったのですが間接交流になったということで高裁での判断が注目されるところです…続きを読む
やはりこどもの代理人制度が必要だ。
こどもの手続代理人制度がもうけられましたが、いわゆる子の奪い合いをしている場合、子の監護者指定・引渡しや離婚調停の場合に、こどもの手続代理人が活動します。 ただし、…続きを読む
送り出す側の不安―面会交流
中日新聞が別居後、主には離婚後の面会交流をとりあげています。 複雑な監護親側の心情などが取材されています(12月8日付)。 しかし、やはり複雑というのは…続きを読む
面会交流の調査官調査はどんなことが聴かれますか。
名古屋の離婚弁護士のコラムです。 さて、面会交流の調査官調査ですが、やはり一般的な設例でいきましょう。 松浦遊さんと光希さんの間には、朔と立夏というこどもがいま…続きを読む
面会交流の実施要領で間接強制ができる場合、どのように拒めますか。
最近の名古屋高裁管轄の間接強制の実情をみてみます。 一般的には、大阪高裁平成15年3月25日家月56巻2号158頁は、「請求異議事由」として主張するにとどまる…続きを読む