引き渡し・連れ去り

審判前の保全処分での強制執行はどうなりますか。

 現在では、直接強制説が主流を占めています。  実務は直接強制説で、子どもを「物」として運用されています。  したがって、子どもの意思能力の有無や発達段階に応じて、子どもが強制執行を拒む場合は執行不能となることもあります。  もっとも、「物」と評価できるから直接強制ができるわけですから、意思能力のある子どもが自由意思で執行を拒絶したり、親が子を抱きかかえて離さないような場合、執行官は親から無理矢理子どもを引き渡すような執行方法は許されないものとされています。

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