協議離婚の際の注意点

家庭内別居は要注意(婚姻関係の破綻)

家庭内別居は要注意(婚姻関係の破綻)

法律相談でご離婚を希望されている方のお話しをうかがっていると、「もう破綻状態です」というようなことをいわれることがあります。しかし、相談に来られる方は、感情的つながりがないという意味で破綻という言葉を使っていることが多いと思います。
婚姻関係の破綻は、実は「法的評価」の問題ですが、まずは「別居」していない限りは認められないと断言して良いと思います。
逆に、けんかをしている、寝室が別、性交渉がないということは破綻とはすぐには結びつかないのです。
夫婦関係が破綻したか否かというのは、客観と主観からの分析が重要です。主観は当事者がよくご存知ですが離婚の意思が固いということです。客観面というのは長期間の別居といった外形的事情ということになります。
家庭内別居のケースはよくご相談を受けますが、一つ屋根の下で生活をしている以上、夫婦関係が破綻したと認められることは難しいということを意識しておきましょう。
もっとも、住宅ローンの関係から出て行けないといったご事情もあるかと思います。こういった場合は弁護士に相談されることをおすすめいたします。

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