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”The Good Fight”と世界で唯一”自由”な街・パリ

某月某日、リスボンからパリのCDG空港に向かった。

旅慣れたCDGだが、スターアライアンス系のルフトハンザなどで着くと、かたつむり型のターミナル1に到着するのに対して、エールフランスを利用すると、似たようなウィングが続くターミナル2以降の到着となる。

CDGからはいつもロワシーバスを利用して、パリ・オペラに向かう。

ヒルトンパリスオペラは駅の隣にあり、デパートが廻りにある。ぶらぶらして、パリに来るといつもいくラーメン屋さんへ直行。そこの近くにさぬきうどん屋さんができていて、なんだか長蛇の列。ブレイクしている感じでした。

あとで現地の日本人に聞いてみると「さぬきや」でしょ?というお言葉。日本人も多い様子でしたが、まあ普通のさぬきうどんという感じでした。

ところで、フランス・パリとブリュッセルを拠点にする甥っ子くんは自由を享受しているな、と常々思う。たしかにパリもベルギーもテロが多いが、それは自由すぎて摩擦が生じた結果といえるのではないか。

地下鉄に乗ると、以下のような表示が。

凱旋門駅では、デモ行進が予定されており、午前8時から凱旋門駅での乗り換えはできなくなっています、との表示が。日曜日は、「黄色いベスト運動」が未だ続いているようです。ノートルダム大聖堂の再建計画についても、失業者の給付に廻すべきだとの政治的意見も加わったり、大企業からの寄付も税額控除が目的で「税金をきちんと支払え」という政治的反発も一部にはあり、現在も日曜のシャンゼリゼはデモをしています。そんな関係で通れなくなっている道路が多く、僕はあまり凱旋門を通らないようにしていますが、凱旋門も通らざるを得ないみたいな感じです。

「グッドファイト」は、筋金入りの民主党員・ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)が、アメリカ・トランプ大統領の誕生やMe too#運動などとGood Fightしていくストーリーです。日本でドラマ化された常盤貴子さんの「グッドワイフ」のアメリカ本家「Good Wife」のスピンオフでした。アメリカのCBSは反政権色が強い放送局ですが、こういう皮肉をドラマ化できる自由さはかろうじてアメリカには残っているのだなと思います。

アメリカでは、いわゆる「聖域都市」がトランプによって侵略されていく様子もグッドファイトで描かれます。それに対するダイアンらの意趣返しで在留特別許可(アインシュタインビザ)を取得した近時の例でメラニアトランプを指摘しています。シカゴの判事が、「この国は民主主義だが、私の法廷は君主主義。イリノイ州の聖域を犯すことは許さない」と連邦イミグレーションのICEに言い放つ瞬間は、「正義」が非常に多義的であることを教えてくれます。

アメリカでは抜き差しならぬところまで「分断」が進んでいるのに対して、フランスは形の違う民主主義が機能しており、制約は少なくまた日本のような同調圧力もなく、のびのび甥っ子も育ってくれれば、と思っています。

甥っ子も「お友達と飲んでおいでよ」ということで、自分は友人の家にあずかられたいのだろうと知り合いの家へ。その日は、甥っ子を知り合いに預けて、夜のバーへと繰り出しました。明日はディズニーランドに行くのだから。