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種蒔く人。

 東京での要件を済ませた後,久しぶりに東京の国立新美術館にいってきました。  ここは,私が東京で一番好きな場所でもあります。開放的で,回覧以外はほとんど自由に芸術に触れることができ,ライブラリーやレストランもあります(混んでいますけどね)。  現在は,印象派の中でも,比較的点と点での描写をしている絵画を集めた回覧が行われています。  その中には,ミレーの影響を受けたゴッホの「種蒔く人」もあります。  ミレーの落ち穂拾いなどと比較すると,たしかに色彩は刺激的なほどに豊かでした。  ただ,ミレーに代表されるバビルゾン派のようなタッチも垣間見えるものの,そこでの農夫はいきいきとした躍動感に包まれている,という印象を受けました。そして生きることに対する望みや人生に対する癒しといった表現をも感じ取ることができました。人々が助け合い苦しむ人達を助けたいという気持ちと今をいきいきとすごせたら,そういう世界が広がるといいと思わずにはいられません。  来年が,みなさんにとって,いきいきとした躍動感に包まれ,人々が仲良く暮らせる社会になることをお祈りしています。