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親権の歴史的背景

さて、親権というのは、かつての家制度から考えると、親権者はこどもを支配・統率する者と考えられていました。このように、現在に至っても、親権というのは、そうした子に対する支配権として理解するという考え方と、子の監護や教育等、こどもの利益を図ることに向けられた保護者たる親の義務として理解する考え方が基本的に対立する軸として存在することとなります。 親権については、権利性が強く、原則として親権者によってなされる監護や教育を適法な親権行使として認めたうえで、そのうえで子の利益に反することが明らかな場合にそれに介入していくという基本的な試行方法をとることになります。