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虐待を受けた若き友人へ。もう自分を許してあげて。

名古屋の離婚弁護士のコラムです。 朝日新聞のフォーラムで「虐待問題 読者の声」というものが掲載されました。 札幌市の女性は、要するに、親との関係に問題があり、「親も愛せない人はほかの人を大事にできない」といわれるたびに自分の気持ちの持って行き場がなくなるといいます。 しかし、要するに、父親からは、児童虐待を受けて、母親からは、ネグレクトを受けていたという場合、自分に責任があるという罪障感を持つ人が多いのです。 もっとも、そういう環境に置かれたのはあなたのせいではありません。 熊本地震の震災の現場をみますと、やはり個人の力ではどうしようもないこともあるのだ、と思います。 私は、否定的な感情が募ったときは、名古屋空港の滑走路脇に行きました。私の目の前を大きな飛行機が離陸、着陸してきます。 ジャンボ機(当時のB747)の場合は吹き飛ばされそうになってしまいます。 吹き飛ばされそうな逆境にどう向かい合うのか、なにか社会貢献になることを自分の人生の長い人生の内心に位置付け直して前向きに「離陸」していって欲しいのです。 特に幼少期、愛着不全を抱えた人は、そろそろ貴方を許してあげてください。そして、自分を許して、不安と向かいながらも、例えば仕事にしてもベースとなる心を持つことが大事だと思います。 職業人や家庭人としての自分としての意味は、朝日新聞の取材にあるような「幸せな家庭のイメージが持てない、結婚して親になる道を選べない」という点は、「離陸して」、心をベースに軸を持てば自分にとっての意味を見いだせるはずだと思うし、励ましを与えてくれるものになると思います。 取材の対象者は、40を超えて「家族でも相性が合わない」「親を愛せなくてもいいんじゃないのか」と思えるようになったといいますが、40になるまでも、軸をもって、自分を許してあげてください。