これからが大切! 離婚後の子どものケアについて

名古屋駅ヒラソル法律事務所では、離婚に関するご相談を多くいただいております。そのなかには、子どもに関する相談もあります。両親の離婚は子どもにとって大きな変化であり、表向きは平気な顔をしていても内心では大きなショックを受けていることが多いのです。ここでは、離婚後の子どものケア方法と各種の支援施設について解説していきます。

離婚したあと、子どもにどう接すればいいのか

離婚して配偶者と離れたあとは、新しい生活が始まります。一緒についてくる子どもにも、新しい生活に慣れて元気になって欲しいと考えるのは当然のことです。しかし、新しい生活のなかでそれを強要するのは禁物です。なぜなら、離婚は片親と別れるだけでなく、転校や引っ越しなどで生活環境がガラリと変わってしまうからです。その変化に子どもが戸惑ってしまい、より一層不安定な状態になってしまうことも考えられます。子どもがそんな状態に置かれてしまった場合は、しっかりと愛情表現をする、一緒に過ごす時間を少しでも長く作るといったことが大事です。抱きしめる、頭を撫でるといったスキンシップは有効な愛情表現なので、ぜひ実践してみてください。 5歳くらいになると、母子の関係は依存関係から少しずつ独立していくことになります。子の生活場面が、家族の中から幼稚園や保育園に拡大していくことになります。初めて経験する集団生活の中で、様々な遊びを覚えて基本的な生活習慣をみにつけていくようになります。しかし、忘れないで欲しいことは、こどもが集団という新しい世界へ生き生きと描かわれるのは、特に母親によってしっかり守られ支えられているという愛着や安心感があって初めて可能になります。 もちろん、子どもをケアするうえでやってはいけないこともあります。まずあげられるのが、“子どもの前で元配偶者の悪口をいうこと”です。離婚によって、支えとなるべき家族の人間関係が不安定になったりしてしまうと、こどもは集団生活の場でも緊張するようになってしまいます。 相手といくら折り合いが悪くても、子どもにとってはどちらも大事な両親です。相手の悪口をいえば、それを聞いた子どもが傷ついてしまうことを肝に銘じておきましょう。 子どもに嘘をつくことも禁物です。子どもは大人が思っているより鋭いもの。よかれと思ってついた嘘が原因で、子どもは親に対して不信感を抱いてしまうことがあります。離婚についても、ごまかさずにきちんと説明責任を果たしましょう。「子どもの様子がおかしい」と少しでも感じたときは、子どもからのSOSだと思ってこまめに声をかけることが大切です。

保育所や支援施設も活用して

1人で子どもを抱えて生活するというのは、精神的にも肉体的にも厳しいもの。経済的に苦しくなる可能性も十分に考えられます。子どもを預けて働くのであれば、認可保育園などの施設を積極的に利用していきましょう。ひとり親の家庭の子どもであれば、その事情を考慮して優先的に入園が可能となる場合があります。入園は、原則として親が仕事に就いていることが条件です。ただし、無職であっても就職活動をしているのであれば入園を許可される場合があります。 子育てを支援する施設だけでなく、制度もいくつかあります。たとえば、一時保育です。別名ショートステイとも呼ばれるこの制度では、病気やケガなどで子どもの養育が一時的に難しくなった際に、専用施設で子どもを預かってもらうことができます。このほか学童保育と呼ばれる制度では、学校の放課後や長期休暇中などに子どもが安心して過ごせる場を提供しています。保護者が働いており、昼間から夕方の間に家にいない場合はこの学童保育を利用するのも一つの方法です。

1人で悩まずに得意な弁護士へ相談を

面会交流も前向きに利用することも考えられます。父親は5歳くらいの男の子は暖かく受容できるといわれており男児の父親への同一視は促進されるといわれて男児の男性度合は高まっていきます。しかし、男性親やこどもが互いを拒絶しているような場合、子は母への愛着をゆがんだ形で強めてしまい、男児は男性性の獲得の機会を失うことも考えられます。 そこで、面会交流を通じて、こどもは男性性や女性性を学ぶこともできる貴重な機会といえるかもしれません。 離婚後に不安な気持ちになるのは、離婚した元夫婦だけではありません。子どももまた大きな不安を抱えているのです。 こどもは、自分は見捨てられてしまうのではないかという強い不安を持っています。特に年齢相応の甘えや依存を超えて、親にべったりなどはマザコンなのではなくて、しかも愛着行動でもなく、「放り出される不安からしがみついている」というもので「不安性愛着」といわれています。こどもにしがみつかれているということは、貴方がこどもに不安を与えていないか顧みてみましょう。親の態度はこどもを不安にさせているのです。少し手を放しても後ろでいつも倒れたら支えてくれる、というのが、こどもの求めている父母像といえるかもしれません。 そんなとき弁護士に相談すれば、どんな手続きが必要なのか、どんな行動をとればいいのかといったことを的確にアドバイスしてもらうことができます。愛知県名古屋市に事務所を構える名古屋駅ヒラソル法律事務所には、離婚相談に強い経験豊富な弁護士が揃っております。「名古屋市内で子育て支援の施設を探している」、「名古屋市周辺で離婚の相談ができる法律事務所を探している」という方は、お気軽に名古屋駅ヒラソル法律事務所へお越しください。

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