慰謝料

離婚慰藉料と解決金の違い

 名古屋の離婚弁護士のコラムです。

 さて、慰藉料というと、一般的には民法の不法行為の規定によって被った精神的苦痛の金銭的評価のことをいいます。

 ところで、相手方から離婚を請求された場合に慰藉料を求めることができると考えている方がいますが、不法行為の要件にあたらなければ発生しません。

 そこで、別れたいと強く望む側が支払うものを「解決金」と呼んでおり、実務上、それなりの頻度でのやりとりが行われています。

 解決金は、不法行為にはあたらないかもしれないけれども、これだけのお金を支払うから別れて欲しい、という趣旨のものです。

 一般的に離婚給付に費目がありますが、慰藉料には発生原因が必要であり、多くは不貞と暴力であり、これらの事実を否認して争う方もいます。

 そこで紛争解決金の提案し、これだけのお金がもらえるのであれば離婚しても良いですよ、となることがあります。

 解決金という解決の仕方もあり得るところですが、相場は個別具体的な案件によりますから、弁護士への相談をすすめます。

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