再婚

若いカップルとの事情の違い

若いカップルとの事情の違い

 

  • 結婚による相続関係の発生

 中高年での結婚で周囲に懸念を生じさせる原因は次の2点あります。

 第1に中高年ではすでに相続関係がおおむね決まりつつあるということです。若干先のこととはいえ、ものごとの道理として誰が相続人になるかの見当はおおむねつきつつあります。そこで再婚となるとこのような見通しを狂わせることになり、親族の反対が起こるといえます。ホームローヤーとして活動する名古屋駅ヒラソル法律事務所にご相談ください。

 第2に、そこにパートナーが現れるということは、おおむね決まりつつあった相続関係を変化させてしまうことを意味します。特に配偶者相続権は2分の1のうえ、建物についても居住権の保護が生じるため、相続関係による財産の処分に影響を与えます。この場合、相続財産に対するスタンスをどのようにするのか、こどもたちの意向などを総合的に検討する必要があります。

 

  • 結婚(法律婚)が相続関係を変えてしまうということ

 中高年の夫・妻ともに今回の結婚が初婚だとしても、若い2人の結婚と同じように周囲が手放しで祝福してくれるかと言うと少々事情が違ってきます。

 若いカップルであれば、財産はこれから2人で作り上げるものですし、出産もこれからの課題です。両親から引き継ぐ財産があるかもしれません。自分達自身の相続関係も未定です。

 しかし中高年となると事情が変わってきます。中高年で結婚を考えるカップルの場合、若い2人と違って一定程度の財産ができあがっており、相続関係も概ね確定しつつあることが多いでしょう。

 中高年での結婚に懸念が抱かれる大きな原因は、その結婚が相続のゆくえを大きく変えてしまうところにあります。これは養子縁組でも同じことがいえます。

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