再婚

法律婚から生まれる夫婦財産の問題

  • 夫婦間の財産の帰属(夫婦別産制)

 結婚前からもともと持っていた夫婦それぞれの財産が結婚後に「夫婦の財産」として融合してしまうことはありません。結婚前から夫が所有していた土地は結婚後も夫の所有ですし、結婚後であっても妻が勤務先から得た給与は妻のものです。

 ただし、実際問題として頭の切り替えが必要です。たとえ夫の名義で積み上げられた預貯金であっても、それは妻の協力があってこそ作り上げることができた財産です。すると、それは実質的には妻との共有と言ってよい財産です。それゆえ、離別の場合には清算すべきという考え方から離婚時の「財産分与」というものが導かれました。このように、夫婦が共同で作り上げてきた財産は、いずれの名義のものであれ、実質的には共有という発想が働きます。

 

  • 中高年結婚でおこる問題

 問題は相続関係の発生から生じます。資産があって、それが亡くなったパートナーと共同で作り上げた財産である場合、子からみて父と母の共有財産という発想が働きます。そのような場合、こどもらが、再婚や養子縁組に反対することが考えられます。

 中高年で再婚した場合、再婚相手は法定相続人になります。自分の亡き父あるいは亡き母が作り上げた財産の大きな部分が再婚パートナーに相続されてしまう結果となりますし、民法改正により居住権の保護も受けられることになります。

 そうなると、親族間で葛藤が高まる可能性もある可能性が出てきます。こうしたときには、まずは、名古屋駅ヒラソル法律事務所にご相談ください。

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