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HOME > 親権に関すること > Having Voice,No Choice―一つの子の奪い合いの終局

先般、いわゆる面会交流からでステイの希望がこどもから出た事案で、勝訴的和解ができた。

その中では、ここでは書けないこともたくさんあるのだが、改めて思ったのは、憲法講義では「こどもに基本的人権」があるということ自体が実務では実感しにくいということでした。
この案件では、名古屋家裁のバリキャリの女性裁判官から「こどもの幸せは裁判官が決めます」といわれたとき、人間の尊厳や個人の尊重、この重要性を判示してきた無数の最高裁の判例を読んだことがあるのか、と感じました。他方、いろいろあり、この事件は別の裁判所に移りましたが、別の裁判所では、修復の見込みがあると判断して粘り強く和解の試みを続けてくれました。

そのきっかけになったのは、松江家裁がかつて行った合同面接(こどもと両親)がプレイルームで遊ぶというものです。私は、教諭たちとどうしたら早くこどもと仲良くなってもらえるかという大学の実習で、ひたすら名前を伝えてジャンケンをし続けるといった講義を受けたことがありましたが、合同面接にもそのような効果があるのだなと思いました。これはマジックミラーで見ているだけでは、ないアタッチメントを生じさせ、ひいては修復の機運の萌芽がここまで生まれました。もちろん実施を働きかけたのは私ですが、双方の協力がなければできないことですし、これによって緊張関係の低下がみられることになりました。ひいては和解の機運も萌芽はここにあったのです。

ですから、松江家裁方式というものは、一定の働きかけの効果があり、マジックミラー方式に結実したと結論づけるのではなく、立会調査官も複数いるのだから、再実施を検討し裁判所もその実施内容の効果をみてインテーク意見は、PDCAで常に改めていくべきではないか、と思います。すなわち、松江家裁方式を一部の事件を中心に復活させるべきだ、というものです。

たしかに小さなこどもは、それほど保護していても金銭の出損をともないません。ですから、ある女性弁護士が「こどもがいないと養育費もらえなくて大変じゃない」という考え方にも違和感を覚えます。だから、母親で良いという考え方は、ときに間違っている場合もあります。

先般の事件は、内容にかんがみ、私と精鋭衛生福祉士で慎重に意向の聴き取りをして、戻すべき案件なのかそうでないのか、弁護士としても多くの引渡し命令の審判例があるという状況下で考えるものでした。また、法的意見を大学教授に求めました。

やはり、弁護士は、自分の内心に忠実に弁護をするべきであり、目の前に片方の親の方には戻りたくない、パパがいい、といってその理由を明晰に話す少年の話しを聴くとき、「判例があるから無理ですね」ではないものだな、と思いました。

本件は、自由(みゆ)くんが、父母の離婚に対して自分の意見を述べる機会がなかったことも問題ではないかと思います。バリキャリの女裁判官は私にこういいました。「こどもを紛争に巻き込むのか」。この考え方は古い。家事事件手続法は、こどもの手続代理人を置き、場合によっては、こどもの意見の考慮を必要的なものとしています。

本件では、今後の見通しや選択肢がみせられないまま、自由くんの不安ばかりが高まる結果が、「こどもを紛争に巻き込むものか」よくバリキャリ裁判官はお考えいただきたいと思います。

自由くんと直接会うと、言語発達が早く、年齢以上のことが分かるこどもだということも分かります。そういうときのこどもの反応を6歳だから、7歳だから、8歳だから、9歳だからとバリキャリは機械的に判断しすぎるために、名古屋家裁本庁では極めて大きな摩擦が生じました。しかし、これもまた自業自得で家裁設置法の理念が人間関係の調整にあることを忘れた結果という外ないといわざるを得ないでしょう。

こどもには、絵本なので、離婚に関する情報を提供することが望ましいと思います。また、学校には離婚を経験しているこどももそれなりにいます。私も死に別れを機に母が復氏すれば氏は服部に変わっていたことでしょう。いろいろな悩みや辛さを、他のこどもたちも共有していると知り、客観視して、それも逆境として乗り越えていくことがフェアで欧州の家族法は概ねそのようなものになっています。(韓国もですが)

特に10歳前後になると、別居、離婚、家裁、法律の仕組み、別居後の生活などもわかります。

ところが突然、このようなことに巻き込まれて、自由くんの希望が叶うと今度はそれが誘拐だといわれる。それはやはり日本の立法政策、あるいは、高裁判例が古臭いものであるといわざるを得ません。

突然のことに、こどもたちはどのようにしてよいか分からないという事態があるのです。こういうことを避け、一定の情報を提供する必要があると思います。

しかしながら、大人はまだ、こどもだからということで、こどもの気持ちを置き去りにしてしまう現状もありますが、親は良かれと思って沈黙してもそれは、こどもの困難を乗り越えていく力を育むことにはならないと思うのです。自由くんは名古屋のバリキャリ裁判官に怯えて、執行官がきたときのためにキックなどの練習をしていたというのです。

自分の内心を忠実に述べることは、表現の自由、人身の自由にとって当然の権利です。私も本件では、憲法問題とこどもの人権とともに、声なき声を聴かない態度に様々な一手を打たざるを得ませんでした。囲碁でいえば、30目差をひっくり返すくらいの事件となりました。碁打ちなら分かると思いますが、トビや無理な一手もうたなければ怒涛の差は埋まらないものでした。最終的には、別裁判所で勝訴的和解ができましたが、バリキャリ女裁判官もこどもはロボットではないことを理解して欲しいです。ご自身の偏った個人的な婚姻生活等を仕事に持ち込まないでいただきたいですね。

どうぞ、こどもが理解できる範囲で離婚の簡単な理由を説明し、離婚後もこれまでこどもを会いし世話をしてあげること、家族であること、今から起こる変化について具体的に説明してあげてください。こどもの情緒を考え、両親といつでも話せる機会を作ってあげてください。

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