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HOME > 離婚に関するニュースなど > DNA判決の後の家裁:面会交流却下

DNA鑑定で自然血縁上の関係にない場合に推定が及ばない嫡出子に該当するかが争われた平成26年7月17日最高裁は、結局、嫡出推定を重くみて,DNAについては、その因子に当たらないと判決をしました。

そうすると、父親となった法律上の父はこどもと向かい合う必要が出てきますが、面会交流を申し立てたところ却下されてしまいました。

やはりこのようにみてくると、現在の嫡出推定の制度自体が不合理なのではないか、という疑問がわいてくるところです。

大阪家裁平成27年3月13日は、最高裁平成26年7月17日を受けて、法律上の父がこどもとの面会交流を求めたのですが却下されてしまいました。

松浦遊さんと光希さんは、平成16年に結婚しており、遊さんはパリに単身赴任していましたが、単身赴任中も月1回から2回程度は帰国していました。

光希さんは、浅井隆聖さんと不貞関係になりました。光希さんは、平成21年に出産し、遊さんは、保育園の行事に参加して、息子・朔の監護養育をしていました。

ところが、光希さんは、朔と子連れ別居。朔は隆聖を「パパ」と呼んで生活しています。DNAでは,隆聖が父親でした。

その後、光希さんは、朔と遊との間の親子関係不存在を争いましたが、最高裁で劇的敗訴となりました。

その後、遊さんが面会交流を求めたのです。遊さんは監護者指定の審判も求めて敗訴しており、様々な法的手続を講じていました。

調査官調査では、朔が、隆聖と前妻のこども玲於のことを兄と認識していることが分かりました。

裁判所は、血縁上の父の下で平穏に暮らしている朔に対して、遊との面会交流を認め、法律上の父がいることを朔に明らかにすることは、子の利益を最優先しなければならない面会交流の趣旨からすると相当性を欠くとしました。そして、遊が誰であるか分からないので、朔にとっては理解できない状態は、朔を混乱させ精神的に不安定にさせるとして、紛争に巻き込む可能性もあるとした。

そのうえで、「朔が成長して自ら考える力がついた時点で、検討すべき課題とするのが相当であるように思える」と指摘して、将来の朔の行動に委ねているようです。




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