離婚弁護士への相談を
ためらう理由はありません

HOME > 熟年離婚に関すること > 保護命令の審理のポイント等

実は、保護命令については、地裁が担当しています。

家裁が担当していません。したがって、あまり家庭の本でも、保護命令ってどのような形で審理されるのだろうということがあまり知らされていません。

現実に、名古屋においても、保全部と同じ部が担当しています。ですから、専門部があるわけではありません。

かといって東京地裁でも、専門部があるわけでもないのですが、裁判官としては、証拠があまり十分ではない中で、短期間で判断することが求められるという点、行動の自由に対する利益制約が大きいという点もあるので、利益に対する評価によって、簡単に発令する裁判所とそうではない裁判所に分かれるようです。

なぜ、DVを地裁でやるかというと、「家裁は、涙が溢れ、涙が零れ(手続の全趣旨)」のような審判が多く、ほとんど信頼されていないという背景があったそうです。この点は、納得するところがありますが、保全部は保全部で早く簡易迅速に通して欲しいという想いもありますが、保護命令事件は、地裁で担当するのは妥当のように思われます。(調査官も、多くの調査官報告書に接する当職からすると、虚偽が多いことに気づきます。やっつけ仕事なのでしょう。)

保護命令に代理人を就けるかですが、相手方審尋期日において、申立人本人は、呼ばないので申立人代理人弁護士の反対尋問は、事案の解明に役立つもので保護命令の発令に寄与するといえます。

保護命令には、接近禁止命令と自宅退去命令がありますが、荷物などの引き取りの必要性が高い場合に、自宅退去命令が出されます。これは、自宅から出ていけというものですが、実は、接近禁止命令と要件は同じなので建前では証明の程度は同じと考えられています。もっとも、実際は、接近禁止のみの方が通りやすいと理解されたり解説されたりすることの方が多いようです。

問題は、子への接近禁止です。保護命令では、子への接近禁止は普通に一緒に申し立てられます。しかし、理論的には、申立人の人の利益の保護のためにこどもへの接近を防止する必要がある場合って連れ去りや面会交流について長時間にわたるくらいしか観念できないとも思えます。このため、理論的には、面会交流の機会が奪われるとか、親権者指定で保護命令を得た方が有利といった利益があります。

この点は、保護命令を申し立てられた相手方は弁護士に依頼した場合は、少なくとも配偶者保護の観点から、こどもへの接近禁止命令を発すべきではない、ということを主張してもらってもよいかもしれません。たしかに、利益考量的にいえば、妻の利益を守るためであれば妻への接近禁止で足りるように思うのです。これを超えてこどもへの接近禁止を出すと、家庭裁判所の面会交流では、あまりこの点を重視しません。したがって、家裁に対する不信につながるといえるわけです。相手方は相手方で地裁に訊ねると家裁に聴いてくださいとなるので、両方とも家裁、というケースになるわけです。

特に、申立人側に児童虐待の疑いがある場合などに、どうするのか、という質問に対する処方箋はない、とある裁判官は述べているようです。

保護命令という制度は、暴力だけをとがめるものですが、ある裁判官はときに気の毒と指摘しています。明晰にいえば、夫婦というと両方に責任があるのが普通であるから、その一部分の有形力の行使部分にフォーカスをあてて保護命令を出し、暴力を、婚姻の効果に事実上結びつけることへの疑問といえるかもしれません。

保護命令は、脅迫でもいいとされていますが、運用上は精神的虐待や言葉による暴力については、裁判所の運用上発令を得るのは無理です。

したがって、問題は、どの程度の暴力があったか、という点にあるように思われます。

ある裁判官の参照される執務資料によると、脅迫だけを主張して保護命令が出た例はないそうです。

また、保護命令には、暴力による重大な危害のおそれという法律要件があります。しかし、暴力が認定されると、その経緯を問わず、保護命令を発令するという運用になっている庁が多いですが、これも医師の診断書など類型的信用力の高いものが必要など、弁護士にご相談されることをおすすめします。

離婚の無料相談申し込みへ




相談票を印刷し、ご記入いただいた上でお越しいただくと、ご相談がスムーズに進みます。

■無料相談はお気軽に
(月〜土、9時〜18時,日曜新規のみ13時~17時、土日祝日打合OK【対応は愛知、岐阜、三重のみとさせていただいております。当事務所では、それ以外の方のご依頼は、交通費や弁護士費用などについてご納得いただける方のみご依頼をお受けしております。他県の方は電話相談となりますが、30分5400円となります。】)名古屋市中区丸の内1-14-24ライオンズビル第2丸の内204、桜橋東交差点付近 TEL.052-756-3955

〒450-0002
名古屋市中村区名駅5丁目6-18
伊原ビル4F




名古屋の不動産・労務・知的財産に強い顧問弁護士・中小企業の法律サポーター


名古屋の地域一番の相続屋さんを目指す遺産分割サポーター


新規起業を応援する弁護士・ドリームゲートアドバイザー 伊藤 勇人(ドリームゲート)

家族問題の法律サポーター

不倫慰謝料法律相談所

B型肝炎被害訴訟の給付金・医療過誤相談所

ハッピーリタイヤサポーター

LGBT トラブル解決サポーター

親子の面会交流相談所